円がじり安、ドル円一時157.96レベル、クロス円も本日高値伸ばす=ロンドン為替
円がじり安、ドル円一時157.96レベル、クロス円も本日高値伸ばす=ロンドン為替
ロンドン序盤は、一段と円が売られている。足元ではドル円は157.96レベル、ユーロ円は181.80レベル、ポンド円は212.33レベルなどにそれぞれ本日の高値を更新している。きょうは緩やかな動きではあるものの、着実に円安が進行している。
先週末の日米協調介入のあと、日本銀行が4日公表した5日分の「当座預金増減要因」からは、円相場が対ドルで急伸した3日の外国為替市場で日本の通貨当局が大規模な介入を実施した明確な形跡は見られなかった、と報じられている。本日も介入を想起させるような円買いは入っていない。
中東情勢の緊迫化が不安視されるなかでNY原油先物は一時82ドル台まで買われており、有事のドル買い圧力が働きやすい状況となっている。また、この日の本邦10年債入札が不調に終わったことで、市場が財政健全性に不透明感を抱いている状況が露呈している。具体的な介入が実施されなければ、相場の落ち着きとともに日米金利差を背景とした円キャリー取引が入りやすい点の指摘される。
ただ、足元のドル円1週間ボラティリティー水準は11%付近とまだ高水準で推移している。市場には介入警戒感が残っている。今後、介入ポイントを探りながら、緩やかな円安の動きが想定されそうだ。
USD/JPY 157.91 EUR/JPY 181.74 GBP/JPY 212.23
執筆者 : MINKABU PRESS
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