ドル円一時145円回復するも維持できず、パウエルや米雇用指標、自民総裁選を警戒 高市氏なら円安か
ドル円一時145円回復するも維持できず、パウエルや米雇用指標、自民総裁選を警戒 高市氏なら円安か
中国先行きに対する楽観的な見方が広がっておりリスク選好で円が下落。ドル円は約3週間ぶりに145円台を回復した。ただ、145円台維持できず144.80円台まで軟化。
きょうのパウエルFRB議長の講演や米新規失業保険申請件数への警戒感が高まっている。FRBは政策の焦点をインフレから雇用に移すとしており、雇用指標への注目度が一段と高まっている。パウエル議長の講演は事前に収録済みでテキストが公表される見通し。
あすの自民党総裁選投開票への警戒感も高まっている。海外勢は石破氏もしくは小泉氏が勝利した場合は日銀早期利上げ観測が高まり円高進行と見ている。一方、高市氏が勝利した場合は追加利上げに否定的なため円安が進むと見ている。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。