民主党上院議員3人がパウエルFRB議長に今週75bp大幅利下げ要求、今こそ利下げを迅速に進める時
民主党上院議員3人がパウエルFRB議長に今週75bp大幅利下げ要求、今こそ利下げを迅速に進める時
民主党上院議員3人がパウエルFRB議長に対し、今週の会合で75bpの大幅利下げを要求した。
民主党上院議員のエリザベス・ウォーレン氏、 シェルドン・ホワイトハウス氏、ジョン・ヒッケンルーパー氏の3人はパウエル議長宛ての書簡で、利下げに慎重すぎると米経済が不必要に景気後退に向かうリスクが生じる。労働市場への潜在的リスクを軽減するためにFRBは前もって積極的に利下げを実施する必要があると指摘。インフレは中銀目標2%に向けて低下傾向にあり、労働市場に冷え込みの兆候が見られることから今こそ利下げを迅速に進める時だ。
先週、FEDウォッチャーことWSJのニック記者や、前NY連銀総裁のダドリー氏、FTが相次いで50bpの大幅利下げについて言及したことから、18日のFOMC大幅利下げ観測が急浮上しておりドルが下落し続けている。
ドル円はきのう一時139円台にまで下落した。その後は買い戻されているものの、今夜の米小売売上高が予想以上のマイナスとなれば50bp引き下げ観測が一段と高まり、ドル売りが加速する可能性がある。
一部のアナリストはドル円は年末までに138円台まで下落と予想している。中にはこのペースでドル売り・円買いが進めば今年末に114円程度まで下げると指摘する声も。
執筆者 : MINKABU PRESS
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