【海外市場の注目ポイント】カナダ中銀理事会など
日本時間午後10時45分にカナダ中銀(BOC)理事会の結果が発表され、同午後11時半にマックレムBOC総裁の会見が行われる。市場では政策金利は現行の4.50%から4.25%に0.25%引き下げられることがほぼ確実視されている。3会合連続の0.25%利下げはおおむね織り込み済みで、声明や総裁会見が焦点になっている。マックレム総裁は前回会合の会見で「インフレが引き続きおおむね我々の予測どおりに緩和されれば、政策金利のさらなる引き下げを予想するのは理にかなっている」との見解を示していた。7月のカナダ消費者物価指数でインフレ鈍化の進展が示されており、マックレム総裁が今回の会見でも追加利下げを示唆するようなら、カナダドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後11時には7月の米製造業受注、同5日午前3時には米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表も予定されている。7月の米製造業受注は、大方の予想が前月比4.8%増となっており、前月比では3カ月ぶりに増加するとみられている。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。