アジア株 軒並み上昇、香港株は大幅続伸
東京時間18:07現在
香港ハンセン指数 17989.07(+202.75 +1.14%)
中国上海総合指数 2842.21(+19.11 +0.68%)
台湾加権指数 22268.09(+66.24 +0.30%)
韓国総合株価指数 2674.31(+12.03 +0.45%)
豪ASX200指数 8091.85(+46.73 +0.58%)
インドSENSEX30種 82440.00(+305.39 +0.37%)
30日のアジア株は軒並み上昇。米国株価指数先物の時間外取引で各指数が上昇しており、特にナスダック先物の上昇を好感してハイテク関連株を中心に堅調な推移を見せた。上海株は反発。中国政府が住宅所有者の住宅ローンを借り換えを容認すると報じられたこと、対ドルでの人民元高、米中関係改善への期待感などが支援材料となったもよう。米中関係に関しては、サリバン米大統領補佐官が29日に中国の習近平国家主席と会談して、両国関係を安定化させることを確認している。香港株は大幅続伸。上海株の上昇、人民元高、前日のNYダウの最高値更新などが好感されたとみられる。
上海総合指数は反発。酒造会社の貴州茅臺酒、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、保険大手の中国人寿保険、コンピューター部品メーカーの海光信息技術が買われる一方で、銀行大手の中国工商銀行、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続伸。電気自動車(EV)メーカーの理想汽車、家電製品メーカーの海爾智家(ハイアールスマートホーム)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、ドラッグストア運営の京東健康(JDヘルス・インターナショナル)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)が買われた。
豪ASX200指数は反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、航空会社のカンタス航空が買われる一方で、病院経営のラムゼー・ヘルスケア、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキューが売られた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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