【海外市場の注目ポイント】８月の米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値など

　日本時間午後１１時に８月の米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が発表される。大方の予想は６６．９となっており、前月の６６．４を上回り、５カ月ぶりに上昇すると見込まれている。１４日に７月の米消費者物価指数が発表されており、総合、コアとも前年比の伸びが４カ月連続で鈍化し、総合の前年比の伸びが２０２１年３月以来の低水準、コアの前年比の伸びが２０２１年４月以来の低水準となった。こうしたインフレ鈍化進展の影響から８月の米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を上回るようであれば、ドルが買われる可能性がある。
　
　また、日本時間午後９時半には７月の米住宅着工件数も発表される。大方の予想は年換算１３３万３０００戸となっており、前月の同１３５万３０００戸を下回り、２カ月ぶりに減少するとみられている。
　
MINKABU PRESS