ドル円は一時153円台前半まで下げ拡大=NY為替速報
一連の米経済指標やカナダ中銀の政策決定を通過して、ドル円は下げ幅を拡大させており、一時153円台前半まで急落している。7月調査の米PMI速報値が発表になっていたが、製造業が予想を下回り基準の50を割り込むなど景気減速の兆候を示したほか、6月の米新築住宅販売件数も予想外の減少となり、前日の中古に引き続き、米住宅市場の減速を示す内容となった。
これらの動きを受けて、為替市場ではドル売りの動きが出ており、ドル円を押し下げているほか、米株式市場が大幅安となっており、リスク回避の動きも混じっているようだ。円相場はこれまでの円キャリー取引の巻き戻しが強まっており、ドル円は次々とストップを巻き込んで下落している模様。
USD/JPY 153.49 EUR/JPY 166.74
GBP/JPY 198.44 AUD/JPY 101.26
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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