ドル円、158.35円付近に伸び悩む クーグラーFRB理事の発言はハト派な雰囲気も=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は伸び悩む値動きが見られており、158.35円付近まで値を落としている。この日の米小売売上高を受けたドル買いが後退しており、米国債利回りも低下する中、ドル円も米小売売上高の発表直後の158円台後半から伸び悩む展開。
先ほど、クーグラーFRB理事の発言が伝わり「雇用の責務がより重要な意味を持つようになった。データは急速に弱まる可能性があるため、非常に注視している」と、これまでのインフレから雇用に軸足を移している姿勢も垣間見せていた。早期利下げを正当化するようなハト派な発言ではある。
*クーグラーFRB理事
・2%目標達成に必要な進展を見て、慎重かつ楽観視している。
・FRBは労働市場があまり冷え込むことを望んでいない
・雇用の責務がより重要な意味を持つようになった。
・データは急速に弱まる可能性があるため、非常に注視している。
USD/JPY 158.35 EUR/USD 1.0902 GBP/USD 1.2976
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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