ドル円は調整含み、米雇用統計の発表を控えて=東京為替概況
ドル円は調整含み、米雇用統計の発表を控えて=東京為替概況
5日の東京外国為替市場で、ドル円は160.54円付近まで軟化した。6月の米雇用統計の発表を控えて、これまでの円売り・ドル買いの巻き戻しが優勢となった。9月の米利下げ開始観測が背景。市場予想で米非農業部門雇用者数(NFP)は拡大を続けると想定されている一方、米新規失業保険申請件数は増加傾向にあり、4週間移動平均は今年の最高水準を更新している。
ドル円の下げに連動し、ユーロ円は173.72円付近、ポンド円は204.99円付近、豪ドル円は108.13円付近まで軟化した。
ユーロドルは1.08ドル前半で堅調。今月に入ってからの戻り歩調が継続。ポンドドルは1.27ドル半ばでもみ合い。英総選挙で労働党が大勝したものの、特に驚きはなく、ポンドの値動きは平穏。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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