クロス円の下げ幅拡大、リスク警戒の動き=NY為替序盤
クロス円の下げ幅拡大、リスク警戒の動き=NY為替序盤
日本時間午後10時25分現在のドル円は1ドル=157.31円。きょうのドル円は日銀金融政策決定会合を受けて一時円売りが強まり、東京朝の156円台から158円26銭を付けた。その後円買いが強まりロンドン市場で156円80銭台を付けるなど、上昇分を解消。NY市場では安値から少し買いが出て157円台前半推移となっている。
欧州株の大幅安がリスク警戒の円買いを誘っており、対ドルでの欧州通貨売りなども見られたため、クロス円は朝の水準を割り込んで売りが出ている。
ユーロ円は東京朝の168円台半ば前後から169円80銭を付けて、167円53銭までの下げ。欧州の政治情勢への警戒感が売りを誘った。
ポンド円なども同様の動き。高値の201円62銭から199円20銭を付けた。
ユーロドルは1.0740前後の推移からロンドン市場で1.0672までつけ、その後1.0700超えを付けるも、上値が重く直近1.0670台推移とほぼ安値圏。ポンドドルはロンドンの安値を割り込んで1.2660台を付ける動き。
フランスCACが2%を超える下げとなるなど、ユーロ圏の政治情勢への警戒感からの売りが週末まで継続している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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