一時円高進行も反発=東京為替概況
一時円買いも続かず=東京為替概況
ドル円は円債利回り上昇と、ドル高の調整などに朝から売りが入り、朝の156円90銭前後から156円63銭を付けた。円債利回りは昼過ぎまで上昇が続き、ベンチマークとなる10年国債利回りは朝の1.021%から1.04%を付けた。その後少し調整された。
円債利回りの上昇一服に加え、14時に公表された4月の日銀コア消費者物価が刈込平均、加重平均、最頻値いずれも3月から鈍化したことなどが円売りにつながり、156円80銭台まで買いが出た。
ユーロドルは朝の1.0860ドル前後から1.0880ドル台に上昇。その後はもみ合いとなった。
ユーロ円は対ドルでのユーロ高もあり、朝からしっかりも、ドル円の下げが重石となり170円台半ばからが重くなる場面が見られた。その後ドル円の反発で170円60銭前後まで上昇した。ポンド円はドル円の下げもあって朝の200円40銭前後から200円10銭台まで下落。その後の反発で下げ分を解消。
MINKABUPRESS山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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