【海外市場の注目ポイント】5月の米消費者信頼感指数など
日本時間午後11時に5月の米消費者信頼感指数が発表される。大方の予想は96.0となっており、前月の97.0を下回り、4カ月続けて低下するとみられている。3日に発表された4月の米雇用統計では失業率が前月から予想外の上昇、非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回り、平均時給の前年比の伸びが前月から予想以上に鈍化した。こうした米労働市場の減速の影響で、5月の米消費者信頼感指数が予想を下回る結果になれば、ドルが売られる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、欧米の中銀関係者の発言も予定されている。日本時間8時にセンテノ・ポルトガル中銀総裁が会見、同午後10時15分にクノット・オランダ中銀総裁が会議に出席、同午後10時55分にカシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁が会議に出席、同29日午前2時5分にクッ米連邦準備理事会(FRB)理事、デイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁が講演することになっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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