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【これからの見通し】ドル高の一週間、米国の三連休を控えて流れ定着するか

為替 

【これからの見通し】ドル高の一週間、米国の三連休を控えて流れ定着するか

 今週はドル高の一週間となっている。一連の米金融当局者が年内利下げ開始について、慎重な姿勢を示している。経済統計では、昨日発表された5月の米PMI速報値が上振れしたことがドル高の動きを支えた。6月の利下げ開始が濃厚となっているECBや、夏には利下げ開始が想定される英中銀などとの温度差がドル買い圧力となっているようだ。

 そのなかで、本日は米耐久財受注(速報値)(4月)、ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(5月)などが発表される。耐久財受注は変動が大きいことで知られており、市場予想と乖離することも多い。ミシガン大指数は確報値となるが、市場予想は67.7と速報値の67.4からの上方改定が見込まれている。

 また、昨日はイエレン米財務長官が、為替介入は稀であるべき、と繰り返した。米政府の圧力で容易には円買い介入を実施しにくい状況となっている。しばらくは、大きな日米金利差に基づいた動きが続きそうだ。ただ、海外投機筋は本邦長期金利上昇とともに、日銀の早期利上げ開始を織り込む動きをみせているようだ。日銀の利上げ時期への思惑が今後の話題となる可能性もありそうだ。

 来週月曜日の米国市場はメモリアルデー、英国市場はスプリング・バンク・ホリデーのため休場となる。海外勢の三連休を控えて、今週のドル高の流れが定着するのかどうか。短期筋の調整動向を踏まえて見極めることとなろう。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、メキシコ貿易収支(4月)カナダ小売売上高(3月)米耐久財受注(速報値)(4月)ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(5月)など。

 発言イベント関連は、シュナーベルECB理事、ジョルダン・スイス中銀総裁、ナーゲル独連銀総裁、バスレ・スロベニア中銀総裁、ミュラー・エストニア中銀総裁、デコス・スペイン中銀総裁、ウォラーFRB理事、センテノ・ポルトガル中銀総裁などの講演やイベント参加が予定されている。ECB関係者の予定が多いが、ECBは6月利下げ開始がコンセンサスとなっており、目新しい内容は期待できないだろう。ウォラーFRB理事の発言に注目が集まりそうだ。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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