東京株式(前引け)=前日比66円高、買い一巡後は伸び悩む
21日前引けの日経平均株価は前日比66円23銭高の3万9135円91銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億189万株、売買代金概算は2兆479億円。値上がり銘柄数は803、値下がり銘柄数は783、変わらずは63銘柄だった。
日経平均株価は買い一巡後は伸び悩む展開。前日のNYダウは反落したが、ナスダック指数は上昇し最高値を更新した。特にエヌビディア<NVDA>などの半導体株を中心とするハイテク株が値を上げた。この流れを受けた東京市場も、日経平均株価は一時270円を超える上昇となる場面があった。しかし、買い一巡後は利益確定の売りも膨らみ上昇幅は縮小した。保険や半導体、海運株などが高く、銀行、不動産株などが軟調となった。
個別銘柄では、東京海上ホールディングス<8766>やMS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>が買われ、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が上昇。日本郵船<9101>や商船三井<9104>もしっかり。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やみずほフィナンシャルグループ<8411>が安く、ダイキン工業<6367>や信越化学工業<4063>、三菱地所<8802>が値を下げた。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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