アジア株 総じて上昇、上海株は小反発
香港ハンセン指数 25945.93(+17.85 +0.07%)
中国上海総合指数 3875.26(+11.08 +0.29%)
台湾加権指数 27554.53(+144.99 +0.53%)
韓国総合株価指数 3986.91(+26.04 +0.66%)
豪ASX200指数 8617.29(+10.75 +0.12%)
インドSENSEX30種 85614.13(+4.62 +0.01%)
27日のアジア株は総じて上昇。米国での利下げ期待やハイテク株の上昇などを背景に米国株が上昇しており、アジア株も買い優勢で推移した。上海株は小反発。中国当局による景気対策への期待感などが買いにつながったものの、10月の中国工業利益がマイナスに転じるなど、景気減速への警戒感が重石となって上値は重かった。台湾株は4日続伸。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)が下げに転じたことで、指数の上げ幅縮小につながった。
上海総合指数は小反発。ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、銀行大手の中国農業銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が買われる一方で、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、建設機械メーカーの三一重工が売られた。
香港ハンセン指数は小幅続伸。カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)が買われる一方で、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、宝飾品小売りの周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)が売られた。
豪ASX200指数は小幅続伸。ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、鉱物探査会社のレジス・リソーシズ、会計システム会社のゼロが買われる一方で、探鉱会社のライナス・レア・アース、保険会社のQBEインシュアランス・グループ、石油・ガス会社のビーチ・エナジーが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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