ポンド買い優勢、明日の英金融政策委員会(MPC)を控えて=ロンドン為替
ポンド買い優勢、明日の英金融政策委員会(MPC)を控えて=ロンドン為替
ロンドン序盤はポンドが一段安となっている。ポンドドルは1.2481レベルに安値を更新。ポンド円は円安の動きで166.98近辺まで一時上昇。ユーロポンドは0.8607レベルに本日の高値を更新している。円に次ぐ軟調な動きとなっている。
前日NY市場では、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が「インフレ定着すれば、必要に応じ利上げの可能性も」などとタカ派発言を行ったことでドル買いが広がった経緯がある。一方、明日の英MPCを控えて市場での6月利下げ観測は五分五分となっている。最近のベイリー英中銀総裁発言からは、英インフレの急低下の可能性が示唆されており、市場では利下げ開始についてもある程度織り込みつつあるようだ。ポンドは対ドル、対ユーロなどで軟調に推移している。
GBP/USD 1.2485 GBP/JPY 193.90 EUR/GBP 0.8607
執筆者 : MINKABU PRESS
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