ドル円、米CPIの反応限定的 介入観測も直ぐに戻す=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル円は157.60円付近での推移となっている。先ほど発表の4月の米消費者物価指数(CPI)は予想を若干上回る内容だった。FRBの年内据え置き観測を正当化する内容とも見られるが、いまのところ反応は限定的となっている。
本日も円相場は東京時間に急伸する場面が見られた。ドル円は一時157.75円付近から156.80円付近まで短時間に急落。ベッセント財務長官が来日しており、片山財務相との会談を行った直後の動きで、日本の当局の介入観測も出ている。
ただ、日本の当局も連休中と同様に下に押し込む介入までは行っていないようで、160円に向かわないよう上値を抑えるのに留めている印象。ドル円はすぐに買い戻される展開となっている。
ストラテジストからは「4月30日以降に見られた変動と比べれば特別大きいものではない。ただ、市場では片山財務相とベッセント財務長官の会談に関するニュースや、円相場の管理を巡る日米の暗黙の協調継続との見方が意識された動きだと見ている」との指摘も出ていた。
ただ、イラン情勢にメドがつき、ホルムズ海峡と原油市場が正常に戻るまでは、本格的な円高の流れは期待できそうにない。
なお、本日は米上院がウォーシュ次期FRB議長の承認について本会議で採決する予定。
日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は156円と156.50円に観測。
12日(火)
156.00(14.6億ドル)
156.50(10.9億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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