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やや円安の動きも、米消費者物価指数発表を控えて値幅は限定的 ドル円151円台後半=ロンドン為替概況

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やや円安の動きも、米消費者物価指数発表を控えて値幅は限定的 ドル円151円台後半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、やや円安の動き。ドル円、クロス円が緩やかに買われている。欧州株が堅調に推移するなど、リスク警戒感の後退が影響しているもよう。ただ、日本時間午後9時30分には今週で最も注目度の高い経済指標である3月米消費者物価指数(CPI)の発表を控えている。全般的には様子見ムードが漂っている。ドル円は連日、152円手前で上昇を抑えられるパターンが続いている。きょうも151.70付近から151.88近辺まで買われたが、一段の上値追いは見られず。ユーロ円は164.65近辺を安値に165円手前へとじり高の動き。ポンド円は192.25付近から192.90付近へと買われている。ユーロドルは1.0850割れ水準から1.0860台での振幅。ポンドドルは1.2670付近を安値に、1.27台乗せまで買われている。対ユーロでもポンドは堅調。ただ、明確なポンド買い材料は見当たらない。今週11日にはECB理事会の発表が予定されており、ECBのハト派姿勢が意識されて、ユーロ売り・ポンド買いの圧力がみられている面も。

 ドル円は151円台後半での取引。東京午前の151.68近辺を安値に、ロンドン時間には買いが優勢。高値を151.88近辺に伸ばした。ただ、連日、152円手前で上値を抑えられるパターンとなっており、151円台後半からは離れていない。

 ユーロドルは1.08台後半での取引、ロンドン朝方に1.0848近辺まで下押しされた後は、買いが優勢となり1.0866近辺まで買われている。ユーロ円は東京昼頃の164.65近辺を安値に、ロンドン時間には164.98近辺まで買われている。一方、対ポンドではユーロは軟調に推移している。

 ポンドドルは1.27付近での取引。東京午前の1.2669近辺を安値に、その後は堅調に推移している。足元では1.2705近辺まで高値を伸ばしている。ポンド円は東京午前の192.25付近を安値に192.90付近へと買われている。ユーロポンドは0.8570付近から0.8550付近へと軟化。総じてポンドは堅調に推移している。ただ、特段のポンド買い材料は見当たらない。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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