株高もあり、ドル円しっかり=東京為替概況
株高もあり、ドル円しっかり=東京為替概況
日経平均が一時800円を超える上昇、39990円23銭と節目の4万円まで後10円という中で、リスク選好の円売りが広がった。昨日円高を誘った高田日銀審議委員の発言に対して、G20でブラジル訪問中の植田日銀総裁が 東京市場朝方に物価目標実現見通せる状況には至ってない と発言したことも円売りにつながっている。
ドル円は朝からドル買い円売りとなり、午後に150円48銭を付けた。株高に比べると動きは落ち着いており、150円台後半の買いに慎重な姿勢が見られている。
ユーロ円も午前中に上昇。朝に162円割れを付けた後、162円75銭まで上昇高値を付けた後はもみ合いに転じた。
ユーロドルは1.08台前半推移。対円でのユーロ買いもあり午前中に1.0800台での推移から1.0820台を付けた。午後は少しドル買いが優勢で1.0810台推移。
豪ドルドルが0.6500ばさみ、NZドルドルが0.6080-0.6097レンジとドル円を除いての対ドルでの動きは総じて落ち着いていた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。