ドル円は150円台での推移続く=東京為替概況
ドル円は150円台での推移続く=東京為替概況
ドル円は先週末に続いて150円台での推移が続いた。150円50銭前後でスタートした後、米債利回りの低下もあり少しドル売りが入ったが、150円29銭までの下げに留まり、昼前には150円50銭前後まで回復。午後は150円50銭前後での推移が続いた後、150円38銭まで売りが出た。
ドル高基調を意識も、150円台後半の売りを崩すだけの勢いが見られず。週半ばから発表が続く米GDP改定値、PCEデフレータ、ISM製造業景気指数などの米指標結果待ちの展開となっている。
ユーロドルは1.08台前半の20ポイントレンジ。この時間帯は目立った動意を見せなかった。
ユーロ円は朝に163円04銭を付けた後は、162円台後半推移。午前中のドル円の下げ局面で162円56銭まで下落。その後は買い戻しが強まり午後に162円90銭前後を付けている。連休明けの日経平均が連休前の大幅反発からさらに続伸となったこともユーロ円の支えとなっている。
午前中やや目立ったのがNZドルの売り。NZシャドウボードが、今週のNZ中銀金融政策理事会を前に、金利据え置きを勧告したことなどが材料視された。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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