英中銀四半期インフレ調査 現在から長期に至る全期間でインフレ予想値が上昇
英中銀四半期インフレ調査 現在から長期に至る全期間でインフレ予想値が上昇
調査の主なハイライト
現在のインフレ率予想中央値は5%となり、2026年2月調査時の4.6%から上昇した。
今後1年間のインフレ率の予想中央値は4%となり、2026年2月調査時の3.2%から上昇した。
その翌年の12ヶ月間(2年後)の予想インフレ率、予想中央値は3.5%となり、2026年2月調査時の3.2%から上昇した。
さらに長期(例えば5年後)のインフレ予想中央値は3.9%となり、2026年2月調査時の3.7%から上昇した。
物価がより急速に上昇し始めた場合、経済は「強くなる」か「弱くなる」かという問いに対し、回答者の78%が「弱くなる」と答え、「強くなる」と答えた割合は4%にとどまった(2026年2月調査時はそれぞれ72%と4%)。
インフレ目標が「ほぼ適切」と答えた回答者は39%で、2026年2月調査時の39%から横ばいだった。目標が「高すぎる」または「低すぎる」と答えた割合は、それぞれ32%と12%であった。
住宅ローンや銀行融資、預金などの金利が「過去12ヶ月間で上昇した」と答えた回答者は49%に達し、2026年2月調査時の32%から上昇した。一方で、金利が「過去12ヶ月間で低下した」と答えた回答者は18%となり、2026年2月調査時の35%から減少した。
今後の金利経路について尋ねたところ、回答者の53%が「今後12ヶ月間で金利は上昇する」と予想し、2026年2月調査時の30%から大幅に上昇した。今後12ヶ月間で金利は「ほぼ横ばいで推移する」と答えた割合は23%(2026年2月調査時は26%)、「低下する」と答えた割合は11%(2026年2月調査時は29%)へとそれぞれ減少した。
「経済にとって何が最善か」(金利の引き上げ、引き下げ、または据え置き)を尋ねたところ、金利は「上がるべきだ」と考えた割合は12%で、2026年2月調査時の11%から微増した。金利は「下がるべきだ」と考えた回答者は38%で、2026年2月調査時の35%から上昇した。金利は「現状維持であるべきだ」とした割合は26%で、2026年2月調査時の27%から減少した。
「あなた自身にとって何が最善か」を尋ねたところ、金利が「上がる方がよい」と答えた割合は23%となり、2026年2月調査時の27%から減少した。金利が「下がる方がよい」と答えた回答者は34%となり、2026年2月調査時の30%から上昇した。
「インフレを抑制するために金利を設定するというイングランド銀行の職務遂行ぶり」について評価を求めたところ、ネット満足度(満足と答えた割合から不満と答えた割合を差し引いた数値)は-2%となり、2026年2月調査時の2%からマイナスに転じた。
(イングランド銀行の委託を受けたイプソス社により実施された調査)
執筆者 : MINKABU PRESS
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