ややドル買い優勢も値幅は限定的、ECB理事会と米PPIを控えて=ロンドン為替概況
ややドル買い優勢も値幅は限定的、ECB理事会と米PPIを控えて=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、ややドル買い優勢になっている。しかし、前日終値から離れずの水準となっており、値幅は限定的。ドル円は160円台半ば、ユーロドルは1.15台半ばから前半、ユーロ円は185円台前半から185円ちょうど付近までの推移となっている。中東情勢をめぐって原油相場が振幅も、足元ではNY原油先物は89付近へと反落。欧州株や米株先物・時間外取引は総じて堅調な足取りを示している。米国の対イラン攻撃がいったん停止したことが安ど感となっているもよう。ただ、今後の動向はなお不透明だ。足元の市場ではこのあとのECB理事会の金融政策発表およびラガルド総裁会見、米PPIや新規失業保険申請件数などの発表待ちのムードが広がっている。
ドル円は160円台半ばでの取引。この日は前日NY終値付近での揉み合いが続いている。東京午前に160.43付近まで下押しも、ロンドン序盤には160.59付近まで反発するレンジとなっている。中東情勢の緊張がやや後退しており、原油相場が反落、米債利回りが小幅低下、欧州株や米株先物・時間外取引が堅調に推移するなどリスク動向が安定している。
ユーロドルは1.15台前半での取引。ドル円と同様に前日NY終値付近での上下動。東京午前の1.1556付近を高値に足元での1.1520台までのレンジで上に往って来い。ユーロ円も上下動。東京朝方の185.10付近からロンドン序盤には185.47付近まで買われた後は、足元で185円ちょうど付近まで軟化した。対ポンドでは特段の方向性を示していない。このあとのECB理事会の金融政策発表待ちとなっている。
ポンドドルは1.33台後半での取引。東京朝方の1.3350付近を安値に東京午前には1.3392付近まで買われた。その後は高止まりが続いたが、ロンドン時間にはドル買いに押されて1.3350台へと再び軟化している。ポンド円も東京朝方の214.34付近を安値に、ロンドン序盤には214.95付近まで買われた。その後はレンジ内に留まるも214円台半ば割れへと反落している。ユーロポンドは0.8625から0.8634までの狭いレンジで推移している。ECB理事会や米経済統計などが注目されており、ポンド独自の材料はみられていない。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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