ドル円は一段高、午後に148.66付近まで上昇=東京為替概況
ドル円は一段高、午後に148.66付近まで上昇=東京為替概況
東京終盤のドル円は一段高。内田日銀副総裁が午前に金融経済懇談会の挨拶で「マイナス金利を解除してもどんどん利上げをしていくようなパスは考えにくく、緩和的な金融環境を維持していく」などと発言したことから、円売りが優勢となった。ドル円は、午前に148円ちょうど付近から148.40台まで上昇したあと、午後は日経平均が一時800円超の大幅高となったことなどから上値を広げ、148円半ばまで上昇した。
内田日銀副総裁は、午後2時30分からの金融経済懇談会後の会見でも緩和的な金融環境維持の見通しを示し、円売りが継続した。ドル円は東京終盤に148.66付近まで上昇し、この日の高値を更新した。
ユーロ円は、ドル円同様に午後も円安となり、一時160.29付近まで上昇した。ユーロドルは一時1.0788付近まで強含んだあと、上げが一服。この日は円主導の展開が続き、18ポイントレンジにとどまった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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