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【これからの見通し】米雇用統計でドル相場に流れが出るのか注目

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【これからの見通し】米雇用統計でドル相場に流れが出るのか注目

 きょうは1月米雇用統計発表に市場の注目が集まっている。今週もう一つのトピックスは米FOMCだった。当初はパウエル議長会見での「3月利下げの可能性が高いとは考えていない」との発言にドル買い反応を示したマーケットだが、その後は米債利回り低下とともにドル売りが優勢になっている。短期金融市場では依然として早期利下げ観測が根強く、5月にはほぼ織り込み済みの状況となっている。足元ではドル売り圧力が優勢となっているが、これが今後のトレンドとなるのかどうか。米雇用統計が来週の相場に向けた鍵となりそうだ。

 今回の米雇用統計について、市場では非農業部門雇用者数の増加幅を18.5万人程度(中央値)と予想している。前回の21.6万人からはやや低下する予想。ただ、エコノミストの予想レンジは12万人程度から30万人近くまでとばらつきが大きい。市場のサプライズ反応を引き起こすには、10万人以下や30万人超といった数字が必要となりそうだ。失業率については3.8%と前回の3.7%から若干上昇する見込み。平均時給は前年比+4.1%と横ばい、前月比+0.3%と前回の0.4%から小幅の低下となる予想。予想段階では底堅い米雇用状況が再確認されることが想定されているようだ。

 また、来週4日にはパウエルFRB議長が「60ミニッツ」に出演する。インフレリスクや経済、利下げ時期に関する質問に答える予定。次第に市場の関心が高まってきているようで、米雇用統計結果が玉虫色の結果だと、次の手掛かり注目材料として取り上げられそうだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、上記米雇用統計のほかに、フランス鉱工業生産指数(12月)、フランス財政収支(12月)、ブラジル鉱工業生産指数(12月)、製造業新規受注(12月)、ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(1月)、耐久財受注(確報値)(12月)などが予定されている。

 発言イベント関連では、センテノ・ポルトガル中銀総裁、ピル英中銀チーフエコノミストなどがそれぞれ金融政策関連のスピーチを行う。今日の米主要企業決算発表は、シェブロン、エクソンモービルなど石油大手が注目される。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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