東京株式(大引け)=38円高、米株上昇を好感も円高で伸び悩む展開に
30日の東京株式市場は前日の米株高を受けて朝方から買い優勢の展開で、日経平均は上値追い態勢を継続。ただ、取引終盤は値を消し小幅の上昇にとどまった。
大引けの日経平均株価は前営業日比38円92銭高の3万6065円86銭と続伸。プライム市場の売買高概算は14億1367万株、売買代金概算は3兆7547億円。値上がり銘柄数は563、対して値下がり銘柄数は1047、変わらずは47銘柄だった。
きょうの東京市場は方向感が見えにくいなかも日経平均は3万6000円台で売り物をこなし続伸した。前日の米国株市場でNYダウが最高値を連日で更新し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も切り返したことで、市場センチメントが改善した。ただ、外国為替市場で円高方向に振れたことが自動車など輸出セクターに逆風材料となり、日経平均の上値を押さえる形に。今週から企業の決算発表が本格化するなか、内容を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせている。きょうは個別株も値下がり銘柄数が全体の63%を占めるなど値上がり数を大幅に上回り、TOPIXはマイナス圏で引けた。売買代金は3兆7000億円台と低水準とはいえないものの、今年に入ってからは最も少なかった。
個別では、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体関連株が買われ、任天堂<7974>、キーエンス<6861>なども上値追い。川崎汽船<9107>など海運株が買いを集め、三菱重工業<7011>も値を上げた。SREホールディングス<2980>がストップ高で買い物を残し、ピー・シー・エー<9629>も値幅制限いっぱいに買われた。グローセル<9995>も急騰した。LITALICO<7366>、東光高岳<6617>、RPAホールディングス<6572>なども値を飛ばした。
半面、トヨタ自動車<7203>がやや売りに押され、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えない。積水ハウス<1928>も軟調。ファナック<6954>、NEC<6701>、マクニカホールディングス<3132>なども値を下げた。日本航空電子工業<6807>が急落したほか、KLab<3656>も大幅反落。ツルハホールディングス<3391>の下げも目立つ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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