アジア株 香港株は下げに転じる、中国景気減速懸念が重石 豪州市場では素材関連が大幅高、金価格が史上最高値
アジア株 香港株は下げに転じる、中国景気減速懸念が重石 豪州市場では素材関連が大幅高、金価格が史上最高値
東京時間11:13現在
香港ハンセン指数 16801.10(-29.20 -0.17%)
中国上海総合指数 3038.57(+6.93 +0.23%)
台湾加権指数 17431.78(-6.57 -0.04%)
韓国総合株価指数 2519.33(+14.32 +0.57%)
豪ASX200指数 7130.90(+57.72 +0.82%)
アジア株はまちまち。
香港株は反発して始まったが、その後マイナスに転じている。中国景気減速が懸念されている。
上海株は前営業日終値付近で揉み合い。今週予定されている中国11月の財新非製造業PMIや貿易統計、週末の消費者物価指数、生産者物価指数への警戒感が高まっている。
豪州株は0.82%高、およそ2カ月半ぶり高値をつけている。米早期利下げ観測に伴う金価格の上昇を受け金鉱株を中心に素材関連が大幅高となっている。NY金価格は時間外で史上最高値を更新。金利のつかない金は米国の金利低下で相対的な魅力度が増す。
探鉱生産会社のチャリス・マイニングは14%超高。金探鉱会社のウエスト・アフリカン・リソーシズは5.6%高、Genesis Minerals Ltdは5.2%高。アルミメーカーのアルミナは4.9%高。
台湾株は軟調。半導体受託製造大手のTSMCが1.2%安。米モルガンスタンレーが目標株価を718台湾ドルから688台湾ドルに引き下げたことが懸念されている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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