ドル安強まる展開=東京為替概況
ドル安強まる展開=東京為替概況
ドル円は朝方いったんドル高円安となり、149円99銭を付けた。先週末の市場でポジション調整などによるドル売りが広がり、ドル円は149円20銭前後を付けていた。その後少し戻して149円台後半で週の取引を終え、週明け149円70銭前後で始まると、ゴトウビの仲値に絡んだドル買いもあっていったん上値を試した。
150円の大台を付けきれずに反落。朝の水準を割り込み149円40-50銭割れぐらいからドル売りが加速。148円70銭までの大きな下げとなっている。
輸出株の売りなどもあって、朝は260円超の上昇を見せた日経平均は高値から約500円の下げとなった。リスク警戒の円買いもあってクロス円も軟調。朝方のドル円の上昇に163円30銭台から163円56銭を付けたユーロ円は、162円52銭までと1円強の下げとなっている。
ユーロドルは朝の1.09割れから1.0936まで上昇。ポンドドルは1.2440台から1.2496まで上昇とドルは全面安。
ドル円と同様にドル安が強く出たのがドル人民元で先週末終値の7.21元台半ばから7.19台までドル安元高で始まり、いったん7.2068げん前後を付けたが、その後7.1709と8月以来の安値圏となっている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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