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米消費者物価指数待ちで方向性乏しい、ドル円149円台前半=ロンドン為替概況

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米消費者物価指数待ちで方向性乏しい、ドル円149円台前半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、米消費者物価指数の発表を控えて揉み合いとなっている。米10年債利回りが4.57%台から4.53%台で上下動する動きにやや反応する程度。東京市場ではややドル売りの動きがみられたが、ロンドン時間に入るとその動きを解消している。ドル円は東京午前の149.27近辺を高値に、ロンドン朝方には148.96近辺まで軟化。その後は149円台に戻して揉み合っている。ユーロドルは1.0640付近を高値に1.0620付近へと小反落。ポンドドルは1.2330付近を高値に1.2293近辺まで軟化とやや上値が重い。欧州株や米株先物・時間外取引は堅調に推移しているが、クロス円は調整の動きで上値が重い。ユーロ円は158円台後半から前半へ、ポンド円は183円台後半から前半へと売り戻されている。センテノ・ポルトガル中銀総裁、ウンシュ・ベルギー中銀総裁、ビルロワデガロー仏中銀総裁など一連のECB高官からは金利据え置きを示唆する意見が聞かれた。ピル英中銀チーフエコノミストからは、一段の利上げか据え置きかについての判断は微妙なバランスが必要と判断を保留していた。

 ドル円は149円台前半での取引。東京午前に149.27近辺まで買われたあとは、上値重く推移。ロンドン朝方にかけて148.96近辺まで軟化した。ロンドン時間には149円台前半へ再び上昇も、上値を試す勢いはみられず揉み合っている。米消費者物価指数の発表待ちとなっている。

 ユーロドルは1.06台前半での取引。東京市場では1.06台前半でじり高となり、ロンドン朝方にかけて高値を1.0640近辺に伸ばした。その後は流れが反転して売られ、1.0610台へと押し戻されている。比較的狭いレンジでの上下動にとどまっている。ユーロ円は東京市場でじり高となり、ロンドン朝方には158.61近辺に高値を更新。その後はやや売られて158.30-40付近で揉み合っている。対ポンドではややユーロ買いの動き。この後にはECB理事会議事録が公表される。

 ポンドドルは1.23付近での取引。東京午後に1.2332近辺まで小高く推移したあとは、売りに押されて1.23台割れに。安値を1.2293近辺に更新した。ポンド円は東京時間に158.22近辺から158.61近辺まで買われたあと、ロンドン時間には158.30付近へと売り戻されている。ユーロポンドは0.8630付近から一時0.8640台と小高く推移している。米消費者物価指数発表を控えて全般に小幅の値動きにとどまっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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