ドル円は一時149円82銭まで、ドル高優勢、その他、豪ドル売りも目立つ=東京為替概況
ドル円は一時149円82銭まで、ドル高優勢、その他、豪ドル売りも目立つ=東京為替概況
ドル円は先週末NY市場での流れを引き継ぎ、ドル買いの動きが優勢となった。先週末は148円50銭台までドル売りが入った後、NY午前のドル買いに148円50銭台まで上昇。149円30銭台まで下げて週の取引を終えた。週明けはややドル買いが強まって始まり、先週末の高値を更新。東京午後には149円82銭を付けている。高値からはいったん調整が入っており。149円60銭台を付けた。午前中に500円超の上昇となった日経平均が午後にマイナスに転じ、リスク警戒の円買いが出ていた。
ユーロドルは落ち着いた動きの中1.0570台から1.0558を付けた。ドル高がやや優勢。
目立ったのは豪ドルの売り。世界銀行が中国の経済成長見通しを引き下げたこと、週末報じられた中国のPMIは国家統計局によるPMIが強く出たものの、中小企業が中心の財新PMIが弱く出たことで、警戒感が出ていた。また、今月就任したブロック豪中銀新総裁の下での初会合が明日行われることを受けて、少し警戒感が出ていた。
豪ドルは朝の0.6440台から0.6390台を付けている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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