ドル円は146円台後半中心の推移=東京為替概況
ドル円は146円台後半中心の推移=東京為替概況
ドル円は146円台後半を中心とした推移になった。昨日の市場で週末に報じられた植田日銀総裁発言などを受けて先週末の147円80銭台から145円91銭までの大きな朝餉となった後、147円ちょうど近くまで上昇。147円をぎりぎり付けきれずに146円台半ばで東京朝を迎えた。東京市場では上下ともに動きにくい展開。145円台からすぐに上昇したことで146円台前半には買いが入り、一方147円を付けきれずに上値が抑えられている状況。
午前中は146円台半ばを割り込む場面も見られたが、午後はドル買い円売りが優勢となり、146円86銭を付けている。
ユーロドルは午前中にドル売り元買いが入った局面で1.0740台から1.0769台まで上昇。直ぐに戻してもみあい、午後は若干ドル買い傾向も1,0730台までと落ち着いた動き。
ユーロ円は157円台での推移。午後はドル円の上昇もあり157円78銭まで上値を伸ばした。
ポンドは15時の雇用統計で平均時給が上昇し、インフレ懸念が広がる形で1.2510台から1.2530まで急騰もすぐに元の水準に戻している。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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