米国休場もあり、落ち着いた動き=東京為替概況
米国休場もあり、落ち着いた動き=東京為替概況
週明けの東京市場は主要通貨に目立った動きがなく、落ち着いた展開となった。先週末ドル円は米雇用統計が弱く出たことで、144円40銭台を付けた後、急反発し146円20銭台で引けた。週明けも同水準でスタート。金曜日高値146円29銭に届かず、146円割れも試せず、24銭の狭いレンジでの推移となった。
ユーロドルも朝から19ポイントレンジ。先週末は1.0880台を付けた後1.0770台へユーロ安ドル高となった。
アジアの株式市場はしっかり。米利上げ期待が後退。利下げの前倒し期待が広がっており、世界的に株の支えとなっていると見られる。リスク選好の円売りが見られ、ユーロ円は40銭レンジとドル円を超える値幅での動き。豪ドル円などクロス円全般に買いが入っている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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