一時の元高からドル円もドル安円高となったが続かず=東京為替概況
一時の元高からドル円もドル安円高となったが続かず=東京為替概況
中銀が外貨預金準備率を引き下げたことで元高が進み、ドル人民元が7.2402を付けるところまでドル安元高となった。ドル人民元は昨日の中国市場で7.28台後半で推移していた。オフショア人民元も朝の7.2781から7.2392を付けている。
この流れを受けてドル売りが強まる形でドル円は昨日海外市場の安値を割りこんで145円24銭を付けた。
その後元高が一服。中国問題などを受けての警戒感もあり、ドル人民元は7.26台を回復した。ドル円も下げ分を解消して145円50銭台に上昇している。
元がらみでの振幅を除くと落ち着いた動き。21時半の米雇用統計を前に様子見ムード。
ユーロドルは1.0850前後での推移が続いた。こちらも雇用統計を前に様子見ムード。
ユーロ円はドル円の下げ局面で157円57銭を付けたが、その後買い戻されている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。