ユーロドルは21日線を回復 ドイツとスペインのインフレはECBに圧力=NY為替
きょうの為替市場は前日に引き続き、予想を下回る米経済指標を受けてドル売りが優勢となっており、ユーロドルは1.09ドル台半ばまで一時買い戻されている。ユーロドルは今週に入ってからの買戻しで、200日線でサポートされ、本日は21日線を回復している。本格的なリバウンド相場に変化するか注目の動きが見られているが、明日の米PCEデフレータや金曜日の米雇用統計などの結果を受けてのドルの反応次第のところが大きい。
きょうはドイツとスペインの消費者物価指数の速報値が発表になっていたが、ドイツのインフレは予想ほど低下せず、スペインは逆に加速していた。9月に再び利上げに踏み切るかどうかを思案中のECBに域内の物価圧力の断面を示した格好。
明日はユーロ圏全体の消費者物価の発表が予定されているが、本日のドイツとスペインの数字は、予想を上回る結果となる可能性が示唆されている。ECB理事らは、消費者物価が9月14日の理事会の決定に重要だと強調していた。
9月の利上げについては市場でも見解が完全に分かれており、情勢が見えない状況。もし、消費者物価がインフレの高止まりを示せば、ECBに利上げを決意させる可能性もありそうだ。
ドイツ消費者物価指数(速報)(8月)21:00
結果 0.3%
予想 0.2% 前回 0.3%(前月比)
結果 6.1%
予想 6.0% 前回 6.2%(前年比)
ドイツ調和消費者物価指数(HICP)
結果 0.4%
予想 0.2% 前回 0.5%(前月比)
結果 6.4%
予想 6.3% 前回 6.5%(前年比)
ユーロ圏消費者物価指数(HICP)(概算値速報)(8月)31日18:00
予想 0.3% 前回 -0.1%(前月比)
予想 5.0% 前回 5.3%(前年比)
予想 5.2% 前回 5.5%(コア・前年比)
EUR/USD 1.0929 EUR/JPY 159.36 EUR/GBP 0.8585
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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