アジア株 中国関連売り継続
香港ハンセン指数は朝からほぼ全面安、一時2%を超える下げとなった。機械メーカーのテクトロニック・インダストリーズが朝からしっかり。収益見通しが強かった自動車部品のBYDなど一部プラス圏推移も、ほとんどの銘柄がマイナス圏推移となっている。朝から不動産株の下げが目立ち、ロンフォーグループ、カントリーガーデンなどの売りが続いている。薬局のJDヘルス、乳製品の中国蒙牛乳業なども売りが目立っている。
中国本土株も景気鈍化か懸念からほぼ全面安。電子機器受託生産の鴻海(フォックス・コン)、石油大手ペトロチャイナ、中国四大銀行の工商銀行、農業銀行、中国銀行。時価総額トップの酒造会社貴州茅壷酒などのマイナス寄与度が大きい。
豪ASX200は、金融株や医薬品の堅調な動きが支えも、不動産、コミュニティサービスなどの売りが目立っている。ギャンブル・ゲーム機器のアリストクラート・レジャー、有料道路のトランスアーバン、電話会社テレストラ、鉱山大手BHPなどが軟調。商業銀行大手ナショナル・オーストラリア・バンク・リミテッド、コモンウェルス銀行、ANZグループなどが堅調。
東京時間14:21現在
香港ハンセン指数 19026.69(-387.09 -1.99%)
中国上海総合指数 3203.94(-5.69 -0.18%)
台湾加権指数 17242.69(-91.60 -0.53%)
韓国総合株価指数 2607.33(-11.67 -0.45%)
豪ASX200指数 7278.40(-20.11 -0.28%)
インドSENSEX30種 66820.88(+230.95 +0.35%)
シンガポールST指数 3249.26(-5.17 -0.16%)
クアラルンプール 総合指数 1403.88(-2.22 -0.16%)
NZSX 浮動株50 トータルリターン 11932.81(-6.11 -0.05%)

執筆者 : MINKABU PRESS
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