アジア株 香港株は3週間半ぶり高値 上海株は変わらず、GDPや政策金利を来週に控え売買手控え
アジア株 香港株は3週間半ぶり高値 上海株は変わらず、GDPや政策金利を来週に控え売買手控え
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 19437.19(+86.57 +0.45%)
中国上海総合指数 3237.77(+1.29 +0.04%)
台湾加権指数 17158.93(+97.53 +0.57%)
韓国総合株価指数 2622.11(+30.88 +1.19%)
豪ASX200指数 7288.60(+41.70 +0.58%)
アジア株は総じて上昇、米引き締めサイクル終了近いとの見方が広がっている。タカ派代表格のウォラーFRB理事は年内あと2回の利上げが必要だとしながらも、9月会合までに発表されるあと2回の米CPI次第では利上げが7月で打ち止めになる可能性があると述べた。
香港株は続伸。序盤に3週間半ぶり高値をつけたあとは週末を前に調整売りに押されており上げ幅を縮小している。ネットイースやJDドットコム、アリババ、テンセントホールディングスなどハイテク関連が上昇。サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も上昇している。
上海株は前営業日終値付近で推移。GDPなど一連の中国指標を控え積極的な売買は手控えられているもよう。来週は第2四半期GDPと、6月の鉱工業生産、小売売上高、不動産投資に失業率が発表されるほか、20日には政策金利も発表される。市場は1年物・5年物ともに据え置きと予想している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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