広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

アジア株 上海株は上げ帳消し、PPIが15年末以来の低水準 デフレ深刻化でも「大規模」な支援策は期待できず 

株式 

アジア株 上海株は上げ帳消し、PPIが15年末以来の低水準 デフレ深刻化でも「大規模」な支援策は期待できず 

東京時間14:12現在
香港ハンセン指数   18451.83(+86.13 +0.47%)
中国上海総合指数  3196.42(-0.05 -0.01%)
台湾加権指数     16718.62(+54.41 +0.33%)
韓国総合株価指数  2533.70(+6.99 +0.28%)
豪ASX200指数    7026.50(-15.77 -0.22%)
インドSENSEX30種  65561.75(+281.30 +0.43%)

アジア株はまちまち。

香港株は0.47%高。米積極利上げ観測がやや後退していることを受け2%超上昇して始まったが、中国経済停滞が懸念され徐々に上げ幅を縮小している。

中国当局が先週末、アリババ傘下のアントグループとテンセントホールディングスに対し罰金を科すと発表したことを受け、罰金支払いにより当局のハイテク企業に対する締め付けが終了したとの安堵感が広がっていた。アリババは先週末に一時9%上昇、週明けきょうも一時4%超上昇した。

ただ、アントのように急成長する可能性のある中国新興企業への投資を避ける投資家が増えると指摘する声も聞かれる。中国国内の個人消費や住宅市場などで成長が鈍化している中での中国当局によるアリババ締め付けは投資家心理を悪化させた。

上海株は上げを帳消し、景気停滞懸念が重石。
きょう発表された中国6月の消費者物価指数は前年比で横ばいとなった。生産者物価指数は前年比-5.4%と2015年末以来の低水準となり、デフレが深刻化している。政策期待の買いはもはや見られず素直に売りで反応。

今月後半の共産党中央政治局の会議では支援策が見送られると予想する声も聞かれる。中国当局はここ数カ月、支援策を講じると「約束」はしているものの、詳細には触れていない。中国首相は「的を絞った」政策と強調しており、支援策は「大規模」ではないことが示唆される。当局は先月「小幅」に政策金利を引き下げたほか、電気自動車購入者に対する減税措置を延長したくらいだった。

イエレン米財務長官と中国政府高官らの会談も特に大きな進展は見られなかった。イエレン氏は、中国指導者らとの会談は米中の関係安定に向けた取り組みの「一歩前進」となったとコメントした一方で、米国は国の安全を守るための措置を取ると述べており、対中規制を続ける姿勢を示している。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

\ すぐに取引できるFX会社はここ /
最短即日で口座開設
スマホのイラスト

スマホでカンタン本人確認!

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます