円安の動き強まる、ドル円は前日の高値超える=東京為替概況
円安の動き強まる、ドル円は前日の高値超える=東京為替概況
ドル円は昨日の海外市場で円安の動きから143円20銭台を付けた。その後143円ちょうど前後で朝を迎えると、午前中はいったん調整が入り142円81銭を付けた。その後買い戻しが入って143円ちょうどを挟んでの推移となった後、ロンドン勢の参加とともに円売りが再び強まり、昨日の高値を超えて143円40銭台を付けている。
昨日156円90銭を付けたユーロ円は、少し調整が入って東京朝を向けえると、ドル円同様に午前の調整で156円30銭台を付けた。その後、対ドルでのユーロ売りが入ったこともあり、午後に入っても安値圏を付けていたが、ロンドン勢参加とともに円売りが入ると156円80銭前後まで上昇している。
ユーロドルは1.09台での推移。昨日海外市場では一時1.10台を回復。東京市場では1.0950台でスタート後、ユーロ円の調整に1.0950を割り込むと、その後対ドルでのユーロ売りが午後まで続き1.0927を付けた。
ポンド円は昨日の海外市場で182円台半ば超え。その後も高値圏でもみ合いとなっていたが、東京午前の円買いに181円70銭台まで。午後に入ると対ドルでのポンド売りに181円65銭を付けた。その後は円売りが強まり182円台を回復している。
昨日の利上げが不十分との思惑が広がっているトルコリラは、海外市場で付けた1ドル=24台での動きから、東京市場午前に25.48まで上昇。その後少し調整が入るも25リラ台前半推移が続いている。対円でも6円の節目をしっかり割り込み、5円60銭近くを付けている。
中国売りの動きが優勢。香港ハンセン指数が一時400ポイントを超える下げとなった。中国市場は休場となっているが、オフショア人民元は対ドルで1ドル=7.2286までドル高元安となった。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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