アジア株はまちまち 香港ではカジノ関連が上昇、サンズチャイナの売上高が前年同期比132%増
アジア株はまちまち 香港ではカジノ関連が上昇、サンズチャイナの売上高が前年同期比132%増
東京時間11:01現在
香港ハンセン指数 20454.62(+86.86 +0.43%)
中国上海総合指数 3361.08(-9.05 -0.27%)
台湾加権指数 15761.24(-9.23 -0.06%)
韓国総合株価指数 2564.75(-10.33 -0.40%)
豪ASX200指数 7370.00(+4.46 +0.06%)
アジア株はまちまち。米利上げ継続懸念と中国景気回復期待に左右される展開。
香港株は0.43%高、カジノ関連が買われている。サンズチャイナは3.1%高。第1四半期の売上高(米国会計基準)が前年同期比132%増となったことが好感されている。また、マカオの第1四半期のカジノ売上高が前年同期比95%増となったことも引き続き材料視されている。ギャラクシーエンターテイメントも3.0%高と連れ高に。
ネットイース、レノボなどハイテク関連の一角も上昇している。生活関連サービス大手の美団は3.8%高。米モルガンスタンレーが消費の回復とライバル企業との競争圧力の緩和により、美団の今年の収益が予想を上回る可能性があると指摘。
上海株は小幅続落、約9カ月ぶり高値圏にあることから調整売りに押されている。ただ、中国の景気回復に対する楽観的な見方は続いており、下値では買いも見られる。ハイテクやコミュニケーションサービス関連の一角が上昇。一方、素材やエネルギー関連は下落している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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