ECBの引き締めが以前に比べて、影響力を失っているとの指摘=NY為替
最近のECBの引き締め政策は、以前の引き締めサイクルに比べて、インフレを抑制し、経済活動に影響を与えるという点で、力を失っているとの指摘が出ている。ECBの利上げは通常、家計に消費よりも貯蓄を誘導するが、パンデミック時に家計が過剰貯蓄をすでに積み上げていたことから、その影響力が落ちている可能性があるという。
また、利上げの影響で、資産価格下落や、住宅ローンやその他の負債といった長期金利の固定化が進む中、銀行が政策金利の上昇を預金金利に転嫁するのが遅れたことも要因として挙げられるという。
しかし、消費の決定はインフレ期待と密接に関連しており、インフレ期待が低下することで、賃金の伸びも緩和され、その後にコアインフレの鈍化も予想されるという。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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