カナダ円は97円台に下落 マクレム総裁は利上げ一時停止を擁護=NY為替
きょうのカナダ円は戻り売りが優勢となっており、97円台に値を落としている。NY時間にマクレム・カナダ中銀総裁の発言が伝わり、「カナダ中銀は経済の減速を避けるために金利を安定させる必要がある」と述べ、カナダ中銀が先日の金融政策委員会で打ち出した利上げの一時停止を擁護している。
総裁は利上げの条件付き一時停止を宣言して以来、初の講演で、「借入コストの上昇の効果を完全に確認するには18-24カ月かかる」とも述べている。そのほか、引き締め過ぎを避けたいとも付け加えた。カナダ中銀の政策金利は4.50%まで上昇している。
USD/CAD 1.3413 CAD/JPY 97.72
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。