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ドルに買戻し、ダボス会議のトランプ演説控えて=ロンドン為替概況

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ドルに買戻し、ダボス会議のトランプ演説控えて=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドルに買戻しが入っている。ドル円は一時158円台割れも足元158円台を回復。より鮮明なのが欧州通貨で、ユーロドルは1.17台前半から1.17付近へと軟化。ポンドドルは1.34台半ばから1.34付近へと下押しされている。ダボス会議でのトランプ米大統領演説を控えており、これまでのいわゆる米国売りの動きに調整が入る格好。ベッセント米財務長官の火消し発言もあって米長期債に買戻しが入り、利回りは低下、米株先物は時間外取引で反発している。ただ、調整の範疇は出ない動きだ。ダボス会議に関連して欧州首脳や中銀総裁などが発言しているが、いずれもトランプ大統領のグリーンランドに関する言動に反発・警戒感を強めている。予断は許されない状況となっている。事態の収束に向かうのかどうかはトランプ演説待ちに。ただ、その演説時刻に関しては同大統領の米国出発が3時間ほど遅れたと報じられており、後ずれする可能性も指摘される。クロス円は円高方向に調整されている。高市トレードで円債が売られているが、野党や米財務長官から対応への要求が示されたほか、メガバンクが国債購入増額方針との報道などを受けて、本日は本邦長期債利回りは低下している。これまでの円売り圧力にやや調整がみられている。ユーロ円は一時185円台割れ、ポンド円は212円台割れとなった。

 ドル円は158円付近での取引。ロンドン市場では一時157.82付近まで安値を広げるなど、やや円高方向に傾いている。ただ、東京高値158.28付近からの約50銭のレンジで神経質に売買が交錯しており、ロンドン時間の円高の動きは本格的な動きとはなっていない。日本の長期債利回り上昇が一服したことや、トランプ演説前の調整の面も指摘される。

 ユーロドルは1.17台前半での取引。東京午前の1.1734付近を高値として、ロンドン時間には1.1701付近まで下落した。米債利回り上昇が一服、トランプ演説を控えた調整などでドルに買戻しが入った影響が見られている。ユーロ円は円買いに押されている。東京午前の高値185.54付近からロンドン時間には一時184.82付近まで軟化した。対ポンドではユーロ売り先行も、その後はユーロ買いが優勢になっている。ただ、目立った材料は見当たらず。トランプ演説待ちとなっている。

 ポンドドルは1.34台前半での取引。ロンドン朝方に12月英消費者物価指数が発表されたが、前年比が+3.4%とインフレ加速も、コア前年比は+3.2%と前回並み水準に落ち着いた。ポンドドルは1.3430-40で売買交錯も方向感は見いだせず。その後は調整的なドル買いに押されて安値を1.3401付近に広げた。ポンド円は円買い圧力で下押しされている。東京朝方の212.71付近を高値にロンドン時間には安値を211.80付近に広げた。ユーロポンドは0.8709から0.8737までのレンジで上下動している。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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