ドル円は下げ渋り、午後は130円ちょうど前後で推移=東京為替概況
ドル円は下げ渋り、午後は130円ちょうど前後で推移=東京為替概況
ドル円は下げ渋り、午後は130円ちょうど前後で小動き。ドル円は、午前に1月の東京消費者物価指数(CPI)が、1981年5月以来の高水準となったことをきっかけに軟化。日銀が緩和政策を修正するとの思惑が強まり、日本10年債利回りが上昇したことから円が買われ、ドル円は午前に130円を割り込み、一時129円半ばまで下落した。しかし、午後は米10年債利回りの上昇を背景としたドル買いの動きで、一時130.10台まで上昇。日銀の共通担保資金供給オペレーションが31日に実施されると伝わり円が売られたことも、ドル円の支えとなった。その後は、130円ちょうど前後で小動きとなった。
ユーロ円は安値圏もみ合い。午前中の円買いで一時141.09付近まで下落したあと、午後に入っても戻りは鈍く、141円台前半でもみ合いとなった。
ユーロドルは軟化。午前に一時1.09ちょうど前後を付けたものの、その後は米10年債利回りの上昇からドル買いが優勢となり、午後に1.0866付近まで下落して、この日の安値を更新した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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