ドル売り反応のあとドル買い強まる展開、米CP発表後 ドル円一時148.15近辺=NY為替
ドル売り反応のあとドル買い強まる展開、米CP発表後 ドル円一時148.15近辺=NY為替
注目の米消費者物価指数の発表直後に、米債利回りの低下とともにドル売りの反応が広がった。コアCPI前月比が+0.2%と市場予想+0.3%を下回ったことに反応したようだ。
しかし、全体としては根強いインフレ圧力が示される結果となっている。前年比は+2.7%と市場予想+2.6%を上回った。コア前年比は+2.9%と予想と一致し、前回の+2.8%から上昇。ヘッドライン前月比は+0.3%と予想と一致し、前回の+0.1%から上昇している。
ドル円は一時147.70付近まで下落したが、足元では上昇に転じて高値を148.15レベルに更新している。ユーロドルは1.1690付近まで一時買われたあとは、1.1660台へと反落している。初動のドル売り反応は一時的だった。
米10年債利回りは4.39%付近まで低下したあと、4.42%付近に戻している。
USD/JPY 148.12 EUR/USD 1.1669 EUR/JPY 172.84

執筆者 : MINKABU PRESS
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