午前中ドル円がしっかり、午後はドル安優勢=東京為替概況
午前中ドル円がしっかり、午後はドル安優勢=東京為替概況
午前中はドル円が132円20銭台から海外市場で付けた132円47銭を超えて132円58銭を付けるなど、ドル高円安の動き。ユーロ円が朝の141円台から142円27銭を付けるなど、円安が優勢となった。日経平均の上昇など、リスク選好の動きが目立ったことが、円売りを誘った。
午後に入ると、一転してドル売りが優勢となった。ドル円は132円10銭台を付ける動き。NY午後から1.0725-45を中心としたレンジ取引が続いていたユーロドルが1.0757を付けるなどドルは全面安。米債利回りがやや低下も、その後下げ止まってもドル売りが続くなどドル売り基調が優勢。
9時半に発表された11月の豪小売売上高、月次消費者物価指数は、ともに市場予想を超える好結果。特に小売売上高は前回値の上方修正なども見られ、強い数字となった。豪ドルは0.6890台から0.6914を付けたものの、すぐに値を落とし、発表前の水準を割り込むなど、豪ドル買いは限定的。午後に入るとドル全面安の動きに0.6880台から午前の高値を超えて0.6926前後を付けている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。