広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

売買が交錯し方向性希薄、ドル円は139円台後半=ロンドン為替概況

今日の為替 

売買が交錯し方向性希薄、ドル円は139円台後半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、売買が交錯し方向性が見出しにくい展開。今週の一連のイベントを通過して、きょうはそれほど注目に値するような経済指標の発表予定はない。前日のNY市場ではタカ派として知られるブラード・セントルイス中銀総裁がターミナルレートを5-7%と示唆したことがドル買いを誘った。一方、きょうは比較的ハト派とみられるコリンズ・ボストン連銀総裁のイベントあいさつを控えており、前日のドル買いに調整の動きが入る面もあるようだ。米10年債利回りは3.74%から3.82%で振幅しており、明確な方向性を示していない。欧州株や米株先物・時間外取引は堅調に推移。ドル円は139円台後半に下押しされたあとは140円台前半まで反発も、再び139円台後半と上に往って来い。ユーロドルは前日終値1.0362レベルを軸として1.0350割れ水準から1.04台手前までの上下動が続いている。ポンドドルはやや底堅い動きで1.18台後半でサポートされると一時1.1950付近まで上昇。その後も1.19台で取引されている。ユーロ円は145円台前半、ポンド円は166円半ばから167円台乗せで上に往って来い。

 ドル円は139円台後半での取引。序盤につけた139.64近辺を安値に、その後は反発。一時140.30付近まで買われた。しかし、足元では139円台後半へと押し戻されている。米10年債利回りは3.74%付近まで低下したあと、一時3.82%付近まで上昇。その後は3.78-3.80%付近で推移している。欧州株や米株先物は堅調に推移している。

 ユーロドルは1.03台後半での取引。前日のNY終盤以降は、ほぼ同水準でのレンジ取引が続いている。ロンドン時間には1.0342から1.0396までのレンジ。前日終値を挟んだ上下動となっている。ユーロ円は上に往って来い。145円台割れでは買いが入り、145円半ば付近では売りが入った。対ポンドではユーロ売り先行も、足元では下げ渋り。ラガルドECB総裁は、景気後退リスクが増している、としながらも、一段の利上げが必要との認識を示した。

 ポンドドルは 1.19付近での取引。1.1870台でサポートされており、一時1.1951近辺まで高値を伸ばした。その後は再び1.19ちょうど付近へと押し戻されている。ポンド円も上に往って来いで、一時167.30付近に高値を伸ばしたが、その後は166円台半ば付近に反落している。ユーロポンドは売りが先行し、一時0.87台割れとなった。足元では下げ一服。前日の英財務相による秋季財政報告の発表では成長見通しが大幅に引き下げられたが、ポンド売りの動きは一時的にとどまった。NY午後からはポンドが買い戻される動きとなり、現在に至っている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

\ すぐに取引できるFX会社はここ /
最短即日で口座開設
スマホのイラスト

スマホでカンタン本人確認!

直近24時間の重要経済指標

Pick Up 雇用統計 FOMC

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます