アジア株 香港株は11年ぶり安値、米金融引き締め長期化や中国と西側諸国の対立激化を懸念
アジア株 香港株は11年ぶり安値、米金融引き締め長期化や中国と西側諸国の対立激化を懸念
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 18106.20(-338.42 -1.83%)
中国上海総合指数 3107.63(-9.55 -0.31%)
台湾加権指数 14272.95(-151.57 -1.05%)
韓国総合株価指数 2323.92(-23.29 -0.99%)
豪ASX200指数 6700.22(休場)
インドSENSEX30種 59243.47(-213.31 -0.36%)
アジア株は総じて下落、前日の米株大幅安を懸念した売りが続いている。ロシアや台湾情勢を巡り中国と西側諸国の対立激化懸念も高まっている。中国共産党中央委員会台湾工作弁公室は21日、中国はいつか台湾を支配下に置くことに忍耐力を持っている、台湾の同胞がそれを望んでいるためだと語った。そのほか、バイデン米大統領は中国習近平国家主席に対し、ロシアに科された制裁に違反することは大きな過ちになると警告したとの報道が伝わっている。
香港株は約11年ぶり安値をつけている。一時1万8000ポイント台を割り込む場面も見られた。香港金融管理局は米FOMCが75bpの利上げを実施したことに追随し、米国と同じく基準金利を75bp引き上げ、3.50%に設定した。米FRBは景気後退よりもインフレ抑制を優先すると表明しており、米金融引き締め長期化が懸念される。

執筆者 : MINKABU PRESS
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