ユーロドルの上値に慎重な見方が根強い=NY為替
この日の米消費者物価指数(CPI)を受けて為替市場はドル売りが強まっており、ユーロドルは買い戻しが強まっている。一時1.0370ドル近辺まで上昇。きょうの上げで21日線を上放れる展開が見られており、今後、リバウンド相場を強めて行くか注目の値動きが見られている。
ただ、ユーロドルの上値に慎重な見方が根強い。ユーロドルを積極的に買い上げるたけの説得力はないとしている。中期的な評価では特に過小評価はされてはおらず、加えて、ウクライナ紛争、ロシアからの天然ガスなど、欧州は米国よりも地政学的なイベントリスクにさらされている。1.01ドル-1.04ドルのレンジを抜け出す雰囲気ではないという。
EUR/USD 1.0332 EUR/JPY 136.98 EUR/GBP 0.8433
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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