仲値ごろまでしっかりもその後値を落とす=東京為替概況
前週末のリスク警戒感後退の流れもあり、週明けは堅調地合いでスタート。ドル円は前週末の高値を超えて129円60銭台まで上値を伸ばした。仲値を過ぎたぐらいからは一転してドル売りの動き。前週末の米株高もあって上昇して始まった日経平均が上げ幅を縮め、前週末終値近くまで前場で値を落とす中で、ドル円も128円70銭前後まで。その後は少し値を戻してもみ合い。129円ちょうどを挟んでの推移となった。上値からの売りが目立った日経平均もプラス圏を維持して少し買い戻しが入る展開に。
ユーロドルは1.04を挟んでの推移に。フィンランドに続いてスウェーデンも与党がNATO加盟支持を打ち出し、17日にも申請へとの報道が入ったが、すでに織り込み済みとされて影響は限定的に。
クロス円はドル円の下げ局面で値を落とす動き。ユーロ円は朝の堅調な動きに134円43銭を付けたものの、その後の株高調整などでの円買いに133円75銭まで値を落とした。午後に入ってもユーロの売りもあってやや頭が重かったが、ドル円の買い戻しもあって、その後値を戻している。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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