反発、ウクライナ情勢緊張や米株安で押し目買い=NY金概況
NY金先物4 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1907.4 (+7.6 +0.40%)
金4月限は反発。時間外取引は、ロシアがウクライナに軍事侵攻する可能性が高まり、ウクライナ情勢の一段の緊迫化を受けて、アジア時間に1,910ドル台後半まで上値を伸ばした。欧州時間はり、ドルが堅調な値動きとなり、上げ幅を削り、一時、小安くなる場面があった。日中取引では、G7外相緊急オンライン会談を行い、泥沼化するウクライナ情勢について対応策を検討するとの報道から序盤に利食い売りが優勢となり、1,890ドル台前半に軟化した。しかし金を安全資産として買う動きは強く、前半で反発に転じた。中盤に再度、売り優勢となり、小安くなったが、後半から終盤は米国株の下落、ユーロドル堅調から押し目買い優勢となり、堅調に引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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