ドル円は113円後半まで下落、年明け以降の円買い・ドル売りが続く=東京為替概況
14日の東京外為市場でドル円は113.64円付近まで下げた。3月の米利上げ開始など、米金融引き締め見通しをある程度織り込んだことから利益確定の売りが続いている。タカ派的な米金融政策見通しを背景に米株式市場の上値が重くなっていることは円高を後押し。
ユーロ円は130.40円付近、ポンド円は156.00円付近、豪ドル円は82.63円付近まで下落。主要国における新型コロナウイルスのオミクロン株の爆発的な流行拡大は特に意識されていないが、世界に先駆けて4回目のワクチン接種が始まったイスラエルで感染爆発が発生していることは懸念要因。
ユーロドルは1.1480ドル付近、ポンドドルは1.3732ドル付近までドル売りが優勢だった。ドルインデックスは昨年末以降のボックス下限を下抜けた後、下げが続いている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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